気がつくのが遅くなってしまった原因は、尻尾のブラッシングをほとんどしない為です。
尻尾のブラッシング、嫌がるので軽めにしかしてなかったんです。
そもそもが、もふもふの毛で覆われているので地肌までは見えないんですよね。
夏毛に変わったから、全体的に少しスリムになってきていたのも気がつかなった原因の1つですね。
診断結果は、脂漏症=スタッドテイル
スタッドテイル(尾腺炎、尾腺過形成)とも言われ、尾のつけ根あたりにある尾腺から皮脂の分泌が過剰となる病気だそうです。
原因はよくわかっておらず、完治する薬などもないと言われました。
また、尻尾がハゲてしまった部分は元には完全に戻らないでしょうと言われました。
どれだけ差があるかというと。
左が1年前の写真で、右が現在の写真です。
尻尾の付け根の部分のボリュームが減っているのがわかるでしょうか?
写真を並べてみると、少しベタついているのもわかりますね。
尻尾の先はふわふわのままなんですが…
スタッドテイル(脂漏症)の症状とは
- 尻尾や背中がべたつく
- 独特な臭いがする
- 尻尾の付け根が膨らむ
- 尻尾の付け根が黒ずむ
- フケが出る
などがあるそうです。
うちの猫にでた症状はこの中の3つになるのかな?
- 尻尾の付け根だけベタついている
- 尻尾の付け根あたりから真ん中くらいが黒ずむ
- 黒いフケのようなものがついている
炎症が起きると痒みが出てくることがあるそうです。
そのため、同じ場所を舐め続けてしまい、猫の舌のトゲトゲによって毛が抜け落ちてしまうことがあるそうです。
うちの猫は、舐めすぎではげてしまったんですね。
スタッドテイル(脂漏症)は、未去勢のオスに多い
スタッドテイルは、尾腺からの皮脂分泌が過剰になることで起こるそうですが、なぜ分泌が過剰になるのかはわかっていないんだそうです。
去勢をしていないオスの猫に多く発症するといわれいると言われ、心当たりが…
うちの猫のももたは、まだ去勢していないんです!
1歳になる前に病院に行った時、去勢の相談をしたのですが発情した様子がなく、スプレー行動などもしていないのであれば急ぐ必要はありませんと言われました。
「去勢により、別の病気になる可能性もあります」と言われてすぐに判断できませんでした。
今日まで、去勢していなことで特に問題がなかったため先送りにしすぎました。
しかし、スタッドテイル(脂漏症)は去勢をしたからといって必ず治るとは限らないそうです。
スタッドテイル(脂漏症)は、ペルシャ猫やシャム猫などの東方系の純血種に多く見られるそうで、うちの猫はペルシャ猫とのミックス猫。
去勢したことで、症状は軽減されるかも知れませんが、完治するかはわからないと言われました。
とりあえず今回は、注射(抗生剤)と塗り薬をいただいて少し様子を見ましょうと言われました。
注射は、細菌感染(細菌性毛包炎)を起こしているので、抗生物質の注射を打つことになりました。
初めての注射は、かなりビビッている様子でしたね。
自宅でできるケア
これまでもシャンプーは月に1回するようにしています。
これ以上、シャンプーの頻度を多くしてもいいのだろうか…
薬を塗る場合は、清潔にしてから塗った方が効果的とのことです。
「5分は舐めないようにしてください」と、獣医さんから言われていたので気をそらしたり抱っこしたりでなめるのを回避です!